Midjourney、ざっくり解説。
最初に正直に言うと、秘密のプロンプトはありません。私のアカウントの画像はどれも、15語未満のプロンプトで作っています。世界観を生んでいるのは3つ。ムードボード、そのムードボードで育てたプロファイル、そして出てきた画像の大半を捨てることです。
1. ムードボードは「好み」
Midjourneyのムードボードは、共通の質感を持つ画像25〜30枚を集めたフォルダです。同じ光、同じ粒子感、同じ色かぶり、肌や金属の描かれ方まで同じ。被写体が同じなのではありません。同じ被写体ばかりのムードボードはモデルに被写体を教え、同じ質感ばかりのムードボードは世界観を教えます。世界観ごとに別々のボードにしてください。ひとつにまとめると、すべてが平均化されてどっちつかずになります。
2. プロファイルは「質感」
ムードボードからパーソナライズプロファイルを作ります。Midjourneyが画像を2枚ずつ見せて、どちらが好みかを聞いてきます。答えるたびにプロファイルが調整されていきます。良し悪しを判断する前に、2〜3回に分けて最低200ペアは選んでください。選ぶ基準は質感です。被写体で選んではいけません。ペアを選ぶうちにプロファイルは自分の好みに寄っていくので、同じムードボードを使っても、2人いれば似ているけれど違う2つのスタイルになります。それこそが狙いです。
3. プロンプトは「被写体」
プロファイルをオンにしていれば、プロンプトは画像に何が写っているかを書くだけで十分です。私のプロンプトは、どれも次のパターンに沿っています。
[被写体+服のディテール1つ] [動詞かポーズ1つ] [シーンを表す語1つ] [光かエネルギーを表す語1つ]
たとえば「woman in a silk sari in a field of flowers at night, butterflies」「chrome skull with diamond teeth, red backlight」。設定は、スマホ用やポートレートなら--ar 4:5、プロファイルはオン、それ以外は何もしません。stylizeも変えず、chaosも使いません。プロファイルがstylizeの役割を果たします。
4. 自分をこのスタイルで描く
まず、自分のきれいなベース写真を生成します(光が良く、本当に使いたいポーズのもの)。次に、その画像を参照として添付し、プロファイルをオンにしてこの世界観で生成します。顔を保ちたいことはプロンプトにはっきり書き、候補の写真ごとに同じ3つのプロンプトを試して見比べてください。顔が誰か有名人に寄ってしまったら、その写真は使いません。
5. 大半は捨てる
1回の生成で4枚、調子のいい日で当たりが1枚。私のアカウントに並んでいるのは当たりだけで、残りが外れるのは、やり方が狙いどおりに働いている証拠です。当たりは新しいプロンプトではなく、バリエーションで微調整してください。
スタイルガイドで手に入るもの
スタイルガイドはムードボードそのものです。それぞれの世界観の裏側にある参考画像セットを、私が汎用的な被写体で生成し、そのままインポートできる形にしました。さらにフルガイド(ペア選びのルール、プロンプトの組み立て方、ベース写真のやり方、設定ごとの変化がわかるアブレーショングリッド)と、私が使っているプロンプトの組み立て方が実例付きで入っています。Midjourneyでいちばん力を発揮しますが、画像はKrea、Leonardo、Ideogram、Adobe Fireflyでもスタイルリファレンスとして使えます。無料アップデートでは、ChatGPTやClaudeにインポートできるプロンプト用スキルを追加予定です。この組み立て方でプロンプトを書いてくれるようになります。自分の写真にプロンプトを貼り付けたいなら、プロンプトガイドをどうぞ。ChatGPT・Gemini・Grokで使えます。
どのプランを選べばいいですか? Midjourneyの有料プランなら、どれでもプロファイル、ムードボード、画像リファレンスが使えます。プランのグレードより、Fastモードの時間のほうが大事です。
